ZFSを試してみたかった。
友人がずっとZFSで云々かんぬん...と言っていたので、さくらのクラウドの無料クーポンGetの審査結果が来るまでの間に、仮想で作ってみた。 知識は中途半端なので、詳しく知りたい方は、ほかのサイトでお願いします。
とにかく、やってみただけです。勉強はこれからやっていきます。
やらかした環境
- windows7
- Virtual Box
- CentOS7 minimum
やらかしたこと
初期設定 on VirtualBox
今回はストレージ系ということで、こんな感じ。 - ネットワークをブリッジに(NATでポートフォワーディングが面倒臭かっただけ) - ストレージを3つぐらい追加。(初期では2つ。後から1つ追加した。)
設定方法は、調べれば出てくるから頑張ってくださいな。 最終的なやつは、こんな画像な感じで。
初期設定 on CentOS7
初期設定としてやったことは、 - firewalldの停止 - SELinuxの無効化
インストールしたもの。
基本的には参考サイトに書かれてるもの。 - zpool (参考サイト通りやれば動いた。)
# cd /usr/local/src # yum localinstall --nogpgcheck https://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm # yum localinstall --nogpgcheck http://archive.zfsonlinux.org/epel/zfs-release.el6.noarch.rpm # yum install kernel-devel zfs
ストレージの設定
GPTラベルじゃないとまずいらしいので、書かれている通り設定。今回は、/dev/sdb
,/dev/sdc
,/dev/sdd
の3つ。
# parted /dev/sdb (parted) mklabel gpt (parted) quit
↑これを、sdc,sddでも実行して、次のようになればおk
[root@localhost ~]# parted -l Model: ATA VBOX HARDDISK (scsi) Disk /dev/sda: 8590MB Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: msdos Disk Flags: Number Start End Size Type File system Flags 1 1049kB 525MB 524MB primary xfs boot 2 525MB 8590MB 8065MB primary lvm Model: ATA VBOX HARDDISK (scsi) Disk /dev/sdb: 8590MB Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: gpt Disk Flags: Number Start End Size File system Name Flags 1 1049kB 8580MB 8579MB zfs 9 8580MB 8589MB 8389kB Model: ATA VBOX HARDDISK (scsi) Disk /dev/sdc: 8590MB Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: gpt Disk Flags: Number Start End Size File system Name Flags 1 1049kB 8580MB 8579MB zfs 9 8580MB 8589MB 8389kB
Partition Table: gpt
となっていれば問題ない。
zpoolの設定
とりあえず使えればいいので、raidzでこんな感じにする。(参考サイトさまさまですが) ディレクトリが居なくても、勝手に作ってくれるので問題無いです
# zpool create -m /tank/zfs_pool/zfspool01/ zfs-pool1 raidz1 sdb sdc
何も出なければ完成です。df
でもして確認して下さい。
samba の設定をしてみた
Windowsからの使用感を確かめるために、sambaを入れる。なにげにsambaクライアント入れるのは初めてだったりする。
# yum -y install samba
以上。インストール完了。後は、コンフィグ(/etc/samba/smb.conf
)の最後にこれを追加する。
[datashare_01] comment = datashare_01 (/tank/zfs_pool/zfspool01/datashare_01) path = /tank/zfs_pool/zfspool01/ public = no writeable = yes
後は、samba用ユーザを追加して、パスワード設定をすれば完了。
# useradd samba_user # pdbedit -a -u samba_user
後は、起動するなり、自動起動しておくなりしておけば、おk。
# systemctl enable smb # systemctl start smb
後は、windowsからアクセスすればおk。
スピードテストしてみたかった
いつものCrystalDiskでテストしてみた。
左側は、OSが入ってる領域に対して。右側が、今回作ってみたやつ。
正直、勉強不足なのが否めないが、ファーストインプレ的には若干遅いかなという感じ。 もしかしたら、設定がもうチョットあったかもしれないですが。まあ、今回はお試しということで。
参考サイト