PC100USB-HRの購入と修理依頼
まあ、タイトル通りなんですが、
Fostex PC100USB-HRという、これまで販売していたPC100USBのハイレゾ対応版の機械をAmazonでポチってちょっと使っていましたが...どうも調子が悪いようで。そこで意を決してFostexに修理依頼を出しました。まあ、結果的には壊れてなかったのですが...(;^ω^)
こいつの下位互換(?)に当たる機械では、とっても高評価だったので、ハイレゾ対応版であるこいつもさぞ素晴らしい出来だと思いAmazonで購入。
音楽を聞くだけなら、すごくいい機械ですが・・・
「若干左Chの音量が小さいぞ・・・?」
という感じになっていました。これは変だと思い、ヘッドホン(ボリュームつまみを小さくした)とスピーカー(ボリュームつまみをそこそこ大きくした)の両方で、ある程度の場合で音の出を調べました。(この場合がこの後問題に成るのですが...)
この時は、やっぱり左Chの音量が小さいという結論に達したため、Fostexのサポートセンターにコイツを送りつけました。
数日後(昨日の話)、電話がかかってきて、動作確認の報告を受けました。結果は最初のとおりです。
「なんの問題もありませんよ?」
とのことでした。いやいや、問題がなければ修理依頼出さないって。
今回、私が行ったテストの内容を伝えると、修理担当のおっちゃんがこんなことを教えてくれました。
「この手の機械(DACのこと。デジタルアナログコンバータ)では、ステレオの音量を一つのボリュームつまみで調整するんですよ。その時に、左右の音量が全く一致するということはまずないんですよ。(今回実験したみたいに、)ボリュームつまみがほぼ0に近い状態で聞くと、もしかしたら片方の音が聞こえないという状態がありえるんですよ。これを、業界では"ギャングエラー"っていうんですよ。」
"ギャングエラー"なんて初めて聴きましたよ。この業界の奥は深いですねぇ...合わせて、視聴スタイルの提案までしていただきました。
「出力の方の音量は最大で聞かれてますよね?スピーカーとかで聞くときはそれでもいいんですが、ヘッドホンの時は、PC出力を落として、DACのボリュームをある程度上げて視聴すれば、左右のバランスは取れますよ」
へぇ...としか言いようがありませんでした。ここまでが昨日の話です。
本日送りつけたコイツが戻ってきたので、言われたとおりに音楽をかけると、確かに左右のバランスがとれてるじゃないですか。これは見落としでしたね...
因みにスピーカーの方は、アンプのバランスを若干左寄りにして手を打ちました。こいつだけはなんともならなかった(´;ω;`)(記事書いてる途中で元に戻しましたけど…(; ・`д・´))
因みに、視聴環境は以下のとおり。プレイヤーであるRaspberry PiにはVolumio(旧RaspiFi)を載せていますが、RasPiとの間にUSB Hubをかませてます。そうしないとちゃんと再生してくれないんです。まあ、保証外の動作ですから文句も言えませんが(;・∀・)
プレイヤー:Raspberry Pi model B + Volumio (MPD)
アンプ:KENWOOD R-K700-S (一体型コンポ)
スピーカー : ONKYO D-102A