10月の3連休で自宅のネットワークを刷新した話
このブログを書くまで、3連休だったことを忘れてたぜ☆
事の始まり
我が家のインターネットは、フレッツ光ネクストのファミリータイプ(7年前の契約時の資料から推測)でした。
この契約では、ベストエフォートでも最大で100Mbpsしか出ないというものでした。
更に、当時の工事で設置された壁コン(光コンセント)から伸びてる光ファイバーを見てみると…
ファイバーの皮膜キレとるやないか💢
一方で、自宅で運用しているアニメサーバのソフトウェアアップデートで、Amazon.comのAmazon Cloud Drive Unlimited Everything の機能を完全統合してくれるようで、サーバからのアップロードが増えるじゃないか。という状況に立たされはじめていました。
そこで私は一念発起しました。
自宅の回線増強しつつ補修しつつサーバ用のネットワーク回線増やしつつ速度の向上がんばるぞい
刷新前の状況
各種契約状況
- フレッツ光ネクスト ファミリータイプ ( 100Mbps )
- ひかり電話 (固定電話から)
- フレッツテレビ (我が家はアンテナ立てない主義)
- プロバイダはビッグローブ / 「ひかり」コース + にねん割
物理的状況
- ルータはフレッツ提供の PR-S300SE で運用 ( ただし電話1の口が壊れてる)
- 自宅内は 1Gbps で運用中
- 外との通信を担う 光ファイバー は被膜が破れ、中身が見える状況 (上記画像参照)
刷新後の状況
各種契約状況
- フレッツ光ネクスト ギガラインタイプ ( 1Gbps ) + にねん割
- オプション(ひかり電話 / フレッツテレビ) はそのまま
- ビッグローブは契約変更なし
- 新たにかもめインターネット (固定IP付き) を契約
- フレッツ提供ルータ (PR-S300SE) でマルチセッション中。
物理的状況
- 光ファイバーは交換
- 終端装置も交換 (下記参照)
- サーバを置いてある空間にメタルラックを導入 (どうでもいい)
今回のメインは、
という三本立てでお送りします。
以下、時系列に従って色々と。
事前調査
フレッツ光を契約変更時にプロバイダへの連絡は必要?
これを調べるのに、ビッグローブに電話して40分待たされた挙句繋がらないという半ギレ事案がありました(小並感)
ビッグローブへのお問い合わせは、メールが一番いいですよ。案外早くに回答されました。
結果的に、我が家の契約である「ひかり」コース では、フレッツ光の契約変更後に連絡を入れる必要はありませんでした。
元々、「ひかり」コースでは、契約変更予定先の "ギガラインタイプ" には対応していましたので
ひかり電話とかフレッツテレビとか、ギガライン変更時に影響あるんです?
これは契約変更直前に確認しました。ビッグローブの案件があったので 心して電話かけたのですが、
すぐに繋がった上にレベルの高いオペレーターのお姉さんが対応してくれて、本当に感動しました…オペレーターは新潟に居たらしいですが(白目)
タイトルの件ですが、結果的には 影響はなし です。問題なく使えますし、別途追加で料金が発生したりはしません。
回線切替工事の巻
まずは電話
NTT東日本フレッツ光ネクスト 「ファミリー・ギガラインタイプ」へ「ファミリー・ハイスピードタイプ」から変更する方法 | Taka's Life
先人の知恵により、自宅に光を引いている人は工事無しで契約変更できることは把握済みでした。
こちらの偉大な先人の助言に従って、0120-116116
に電話をしましょう。
自動アナウンス通りにすすめていくと、たったとオペレーターまでつながります。
ギガラインに変更したい旨を言うと、スラスラと進んでいくので、指示に従って色々と答えて行きましょう。
電話でのオプションサービス宣伝
ちょっと閑話休題。
最後のほうで、オプションをつけないかと聞かれます。
ウイルス対策だの出張だのなんだのかんだの…と。
このウイルス対策で、こんなやり取りが。
オペ「ご自宅にパソコンは何台ありますか?」
わし「たくさんです」
オペ「OSってどういうのありますか?」
わし「WinもMacもLinuxもあります」
オペ「えっと…ウイルス対策の件なのですが…」
わし「Linuxでウイルス対策できるんです?」
オペ「…WinとMacなら…^^;」
わし「デスヨネ~」
オペ・わし「HAHAHAHAHA....」
・・・もちろん、ウイルス対策のオプションは断りました。
電話でのやり取りの結果
簡単にまとめると、次のような感じです。ご参考までに。
- 工事までに最短で一週間。向こうの都合で日程は調整されますが、提示日以降ならいつでもおkっぽい。
- 現在では、終端装置の再起動は不要
- にねん割が付いてなかったのでつけた
- にねん割の違約金対象は "解約の時のみ" とのこと。コラボ回線への乗り換えならにねん割が外れるだけになるらしい。
フレッツサイドから、いいように回線を切り替えてくれるとのことでしたので、
一番早い日付でやるようにお願いしました。某日の午前中という指定です。
今回の契約変更で、最終的には これまでより500円引 で 10倍 の速度 という結果になりました。驚きです。
工事日当日の事
回線切換工事の当日のこと。
朝6:30に起きると、自宅の監視システムから、対外不通のアラートが数件上がってました。
何事かと思い、原因を調べてみると…
既に回線が切り替わってた件について。(この時、朝7:30)
電話では、9時から11時の間と聞いていたので、びっくりしました。
ログを見ると、ダウンしている時間と、回線情報更新の時間が一致していました。
ネットが止められない人は、このあたり注意したほうが良さそうです
ファイバー交換の巻
我が家の終端装置周り
壁に設置している「光コンセント」と終端装置である PR-S300SE が、光ファイバーでつながっているだけです。
この細いケーブル一つで、我が家のテレビ・電話・ネットを支えていると思うと、ある意味恐怖です。
交換するケーブルを探す
こちらも先人の知恵をかりました。
まあ、書かれているとおりです。端子は、SC-SCの単芯が使用可能です。
我が家ではこちらを導入しました。
交換方法は、ルータの交換で紹介されている通り交換すればいいでしょう。(雑)
交換に関しては特段何事もなく終了したので割愛。
とても簡単でした。ファイバーの扱いを知っている人にとっては(私は知りませんが)
回線増やすの巻
最後ですが、これが一番長かった。
この話は、回線契約が済んでいて、会員書がある状態で話が進みます。
ちなみに、かもめインターネットを契約していたのは、上り制限が無いからです☆
セッションを増やしたあとの事
ルータに新しいセッションを登録すると、自動的に(設定によっては) 接続を確立 します。
ここから、ルータに対していくらか設定をして、サーバ群を新しいセッションから通信するようにします。
(設定方法は省略。たくさん書かれてるし☆)
ルータの設定をするの巻
やろうとしていることは単純なことなのですが、それを実現する方法がよくわからなかったのです…
ちなみに、マルチセッションを張るルータは
フレッツからレンタルされている PR-S300SE で、
これまでもこいつに設定をしていたので、今回もに対して設定を施します。
やりたいこと
- サーバ群を司るルータに ( 192.168.0.X ) に 対して、かもめの固定IPからのパケットをすべて投げつける
- アニメサーバ ( 192.168.0.Y ) かもめの固定IPの特定ポートへのアクセスをフォワーディングする
- 上記2つからの外部アクセスをかもめからの出にする
要は、
- かもめで契約しているIPからのアクセスはサーバ群とアニメ鯖に。
- サーバ群とアニメ鯖からの対外アクセスはかもめから
という感じにします。
設定方法
外部からのパケットをすべて特定ホストに中継する(簡易DMZ)
上記の1番の設定です。
設定場所は トップページ > 詳細設定 > 静的NAT設定
の一番下にあります。
チェックを入れ、宛先のサーバ群トップのルータに向けます。
静的NAT設定
同様に3番の設定です。
上で設定したやつの直下にあるやつです。
設定内容は以下の通り。
設定項目 | 設定内容 |
---|---|
エントリ番号 | 1(好きなものを) |
優先順位 | 1 (好きな数字を) |
接続インタフェース名 | セッション2 (追加で登録したセッション) |
宛先IPアドレス | 192.168.0.Y |
変換対象IPアドレス | 自分のWAN側IPアドレス |
変換対象プロトコル | TCP |
変換対象ポート | 外からアクセスするポート |
ざっくりこんな感じで保存すると、いい感じにアクセスできます。
接続ルール設定
上記の2番。これのせいでルータの交換までしちゃったぜ☆(半分壊れてたのはホント)
参考サイトはこちら↓
まず、正しい設定方法から。
設定項目 | 内容 |
---|---|
接続先選択 | 最初に選択した者 |
宛先ドメイン名 | 空白 |
宛先IPアドレス | 空白 |
送信元IPアドレス | アクセス元のIPアドレス |
プロトコル | 両方の枠とも空白 |
下手に、 * とか入れたらだめですよ!絶対ですよ!!!
ルータ交換の巻
その時、ネットワークには何が
簡単に言うと、設定に変なことを書き加えたせいで
ルーティングできなくなって、ネットが落ちました。はい。
接続先設定の "宛先IPアドレス"とか"プロトコル"とかに、
" * (ワイルドカード) "を入れたせいで、ルータが誤作動を起こしてしまいました。
最終的には、ひかり電話とインターネットが落ちました。
ルータ交換依頼
ルータに書かれていたシールの電話番号に、とにかく連絡を入れました。
この時、土曜日のお昼12時です。
理由を伝えると、とにかくルータの交換機を発送するので、交換してみれくれとのこと。
到着予定は「その日の夕方」と言われました。早すぎ。
実際には19時前に到着しました。
この到着までに、既に2回ネットが落ちました。しょぼんって感じ。
交換機を設置後、再度電話をし、
契約回線とONUのMACアドレスとの連携のためのアクティベーションを依頼します。
この時、交換機の電源を入れないほうがいいです。電話でアナウンスがあるので、その指示に従って下さい。
ちなみに、オペレーター常駐は、9:00-18:00 で、それ以外の時間は留守番電話対応になるそうです。
更に、アクティベーション(初期化)作業は 20時 まで対応だそうです。
それ以降は、翌日にアクティベーションをしなければいけません。
今回は運良く20時前までにアクティベーションが終わり、新しいONUになりました。 が、その後数時間ですぐ落ちました。
設定をよく見ると...
という注意書きがそこらじゅうに書いてありました。見逃し三振アウトって感じです。
現在では、この指示に従って設定し直しました。
その後はすごくいい感じに動いています。やったね。
まとめ
今回は、ルータの交換というオプション付きでしたが、最終的には上手く行って良かったです。
後は、注意書きはよく読むこと。 でも、設定するためのマニュアルはわかりやすいところに置いてほしいです。 *2
プロバイダのオプション表記も同様です。わかりにくいし、質問の窓口が役に立たないのは論外。
本当は、こんな糞記事にしないような体制を整えて欲しいところです…
今回は、一連の流れをお届けしたしました。 何か一部でも参考になれば幸い。
本当は、参考にならないような環境が一番良い。
あと、今回の一見で、外部(さくらのクラウド)から自宅に向けて、簡易的な監視システムを構築してみたのですが、それはまた後日のお話ということで。