(今の)ぼくのかんがえる最強のストレージサーバを作った
↑ ここで最初に上がってた自宅鯖再構築に進展があったので、自分へのメモを込めて。
ことのはじまり
某ICTSCの運営中の事。
わし「コンテスト終わったら、自宅鯖再構築したいなぁ…DS81も手元くるし…でもownCloudのデータが…」
先輩「データのバックアップとかは、一個ファイルサーバー建てておく大分楽になるよ。おすすめ」
わ「でもおかねがががが…」
友人「QNAP買おう^^」
わし(NASはやっぱりストレージ4台だよね…かたかた…↓)
わし ( 'ω')三⊃)゚3゚)'∴:. 友
わし「わかった!自作しよう! この際だから、家中のHDDをかき集めて一箇所にまとめてZFS組んでいい感じにするぞ!!!!」
今回のお品書き
- ストレージサーバを作る
- 家中のHDD(合計すると7台分ぐらい) を載せて運用する
- 価格は安く!
- 家にあるパーツを極力使う
という感じのわがままストレージサーバを作ることを決意。鉄は熱いうちに打つという様に、熱意があるうちに動きましょう。
ストレージサーバの性能
今回のマシンの制約は…
- SATAの口が6口以上(推奨8口)
- できるだけ小さい箱
という、どう見ても相反する条件が重なって…HAHAHA
実際の購入物
ダラダラしてもあれなので 。
実際に買ったものはこんな感じです。
- CPU : AMD A6-7400K
- MEM : 16 GB (8GB * 2) + 4GB ( 2GB * 2 ) / あまりもの
- Mother : A88XM-E45 V2
- POW : KRPW-L5 400W/80+
- CASE : Fractal Design node 804
- Storage : HDD 2TB * 4 + 0.5TB * 3 / かき集めたもの
という感じの構成です。
予想外だったのは、ケース。デカすぎ。
OSはFreeNAS、インストール先はUSB メモリにしました。
旧鯖解体
面白かったので、フォトレポート風に紹介
これまで鬼のように活用していた旧サーバ。このケースから、必要なモノを取り出します。
右側に見えるHDD、これ実は固定されておらず、耐震マットの上に乗ってるだけです。怖い怖い。
こちらは固定されていますが、上は5インチ、下は3.5インチのオープンベイに乗ってます。 ここまでは、私も覚えていました。
解体中のわし「あれ?ここにSATAが伸びてる…なんだろ…?」
わし「OSがガッツリ動いてたSSDじゃないですかやだぁ… 」
と、言うわけで、今回取り出したパーツはこちら↓
今回のために、全部のHDDからデータのバックアップ(デスクトップの2TBHDDがパンパン…)をとって、サーバのサービスを(強制的に)止めたり、メールサーバ移設したりとか色々あったんですよ!大変だった…
組み立てる
自作歴8年(数えてびっくり)で、初めてのAMD CPUの組み立てで更に驚きました。
CPUのピンが長くて驚いたり、リテールクーラーが付けやすかったりと、新鮮なことがありました。
不親切なことも…
デュアルチャンネルのメモリーのスロットがどうなっているかが全然わからないという… おそらく正解は1-3 / 2-4 が正解かと… 旧型のマザボデータが参考になりました。(URL省略)
7台のストレージの積み方
こうなってるじゃろ…
こうじゃ
ちゃんと4台いますぜ
7台構成にするとこんな感じ。 この段階で相当重い…
配線も綺麗にできました! うーん…重い(大切なことなので2回言いました)
電源とかその他諸々を配線して、モニタにさして、いざ電源をつなげると…
おいモニター仕事しろ。
仕事するモニターに切り替えたら、いい感じに認識していることを確認しました。 やったね。7台もHDDが認識するのは爽快だね☆
と、言うわけで、構築しました。FreeNASもUSBにインストール(ただしUSB2.0)したので、快適な感じです。
FreeNASはまだ初心者なので、また今度まとめようかと。
まとめ
今回は、7台のHDDをマウントできるという要件を満たすようなストレージサーバを構築する という、少々無謀な感じな企画になりましたが、なんとかうまくいきました。
自作というのは、自由が効きますね。ちなみに、7台HDDを載せるようなNASを買おうとすると…
(´◦ω◦`)
ちなみに、今回の新規お買い物は3万円でした。HDD以外合計で5万円ぐらいかなって感じです。
自作すごい。自己責任だけど。